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令和版・霊界物語ー救国伝奇小説ー

第0章 第3節 莉緒と両親の夕食風景

「(せおりちゃん、かわいい子だったなー。おとなしい子みたいだけど、なんだか、消えちゃいそうで、ギューってしてあげたくなっちゃうなっ!えへっ。えへっ。えへへへ。でも、ホントにギューってするのは、ちょっとはずかしいな。うふっ、うふっ、うふふふ。...
令和版・霊界物語ー救国伝奇小説ー

第1章 第2節「一人の修羅、つかさを試す・至誠至心への階梯②」

「お忙しい中、無理を聞いていただき、感謝いたします」​ その声は落ち着き払いつつも、氷を纏う冬の滝の流れのように清冽であった。その声質もまた、この女が日々の節制を遂げた成果を示すように一点の濁りもなかった。​「……手紙の主か。よく私の所在を...
令和版・霊界物語ー救国伝奇小説ー

第0章 第2節 瀬織、イセポと語らう

「りおちゃん・・・・・今日わたしの・・・・・おともだちになってくれた・・・・・。りおちゃん・・・・わたしのたからもの・・・・・見たくない?」「えっ!!!なに!なに!!せおりちゃんのたからもの?!見たい!見たい!!」「・・・・・・・今はだめな...
令和版・霊界物語ー救国伝奇小説ー

第0章 第1節 幼き魂、神域での邂逅

その少女はいつも一人、神社で楽しそうに虚空に手を差し伸べ、柔らかく微笑んでいた。歳の頃は5歳?6歳?ふわりとした軽やかなスカイブルーのワンピースをまとい、虚空を撫でるさまは、まるで傍目には目に見えぬ「なにか」と語らっているようであった。「ね...
令和版・霊界物語ー救国伝奇小説ー

プロローグ 第1章 第1節「つかさとの邂逅・至誠至心への階梯①」

「ノンフィクションか、壮大なるフェイクか?行くもよし、退くもよし。あなたの行動でそのリアリティは決まる。」​ 一日の終わり、施療室を包むのは、静まり返った空気と消毒液の淡い匂いだけだ。 今日も十数人の身体と対峙した。指先は、肉体の深部に潜む...