第1章 ③つかさ、先生を揺さぶる

令和版・霊界物語ー救国伝奇小説ー

第1章 第9節 ギフトの残心 ―長良川へ続く濃紺の導線―

ラウンジに残るつかさ様との対話の余韻が、莉緒さまを追って長良川へと向かおうとされる先生の足をラウンジの絨毯に、先生の視線をつかさ様の表情に縫い付けてしまったかのようでございました。先生が背負う「武人の身体感覚と矜持」をつかさ様の「異能の演算...
令和版・霊界物語ー救国伝奇小説ー

第1章 第8節 賽は投げられた ―完敗の受理と「客寄せパンダ」の宣誓―

グランドホテルのラウンジ。 先生の「至誠」を喰らい尽くすかのような、つかさ様の論理の奔流は止まりません。「先生。私、受付嬢としても優秀ですわよ?その合間に先生の狂気を実現する演算を済ませてみせましょう。仮採用、いかがです?必要でなくなったら...
令和版・霊界物語ー救国伝奇小説ー

第1章 第7節 無給の参謀 ―受付を望む異形の知性―

「(この女、味方なら最強の手駒になるが・・・・、敵に回したら終わりだ!)」私は抗いがたい好奇心にその警戒心が崩れそうになりながらも、かろうじて正気を保っていた。「どうです?私を先生の治療院で「受付」として「仮」採用されては?」つかさ様からの...
令和版・霊界物語ー救国伝奇小説ー

第1章 第6節 鏡と勾玉の交差 ―許されざる演算―

「うふふっ。莉緒さん、可愛らしい子ですわね、先生。私存じ上げておりましてよ?彼女が先生の匿名投稿で明かされた、「救国のトリガー」でございましょう?」「あんた、どうしてそれを・・・・・っ!?」私は莉緒の名を一度も彼女には明かしてはしていない。...