金華山

令和版・霊界物語ー救国伝奇小説ー

第1章 第12節 絶対領域の策略 ―スマホ・ロックと乙女の秘密―

私は急激に襲ってきた頭痛から逃れるため、眉間をもみながら聞いた。「莉緒。つかぬことを聞くが、俺はスマホをロックしていたはずだが?なぜ、俺はお前のスマホに追跡されているんだ?」だが莉緒は、夕闇の中で花の蕾が綻ぶように微笑んだ。「え?先生、何の...
令和版・霊界物語ー救国伝奇小説ー

第1章 第10節 長良川の絶対領域 ―ニホンカモシカの逆襲―

「莉緒ーーーー、どこだ?返事しろーーーー!。」足場の悪い茂みを掻き分け、私はつかさに言われた通り、間もなく夕焼けの光を跳ね返すであろう長良川の河川敷へと足を踏み入れた。「(莉緒め……よくこんな、足場の悪いところを駆けていったな。あいつの前世...
令和版・霊界物語ー救国伝奇小説ー

第1章 第5節 莉緒の困惑と金華山への絶叫ー大和撫子の卵、殻を破る絶叫ー③

つかさ様の優雅な「お誘い」という名の先制攻撃。それが、莉緒様の心にある「自分だけの特別」という名の防壁を、跡形もなく粉砕しました。そのお誘いに莉緒さまは反射的にすくみ上がりながらも、即座に我に返ると脱兎のごとくホテルのエントランスに向かって...