海軍五省

令和版・霊界物語ー救国伝奇小説ー

第0章 第15節 至誠の残響と魂の転写-「敗北感」という慈愛③-

そうだよ。俺は莉緒が愛おしくてならなかった。できることならその場で抱きしめて、その至誠を讃えてやりたかった。だが俺は道場では「先生」だ。他の門下生の目がある。俺は震える心の仮面を厚く塗り固め、今日も莉緒に、あえて冷たく「先生として」厳しい言...